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40歳以上の引きこもりが61万3000人もいるという日本の事実!
ニュースを見ていたら、40歳以上の引きこもりの人の数が61万3000人もいることがわかったそうです。今までは若い人の引きこもりが多いとされてきましたが、実は、40歳以上の引きこもりの方が多いらしいのです。
これは衝撃的な事実でした!!最近の若い者はダメだと聞いていたからね。
アラフォー無職のおっさんは、他人ごとではありません。だって無職で実家暮らしなので。ただ引きこもりではないというだけ。むしろ家にいる方が親に申し訳なくなり息がつまってしまうので、朝から夕方まで図書館にいるだけ。引きこもれるなら引きこもりたかった。
図書館の人には絶対に顔を覚えられています。おそらく生活保護受給者と思われていそうです。平日の朝から晩まで図書館にいるのですからね。
その話はさておき、この40歳以上の人の引きこもりは内閣府の調査です。
対象年齢は、40歳から64歳で、「引きこもっている人がどのくらいいるか」を初めて調査を行ったそうです。病気を除いて「近所のコンビニなどには出かける」、「自分の趣味に関する用事の時だけ外出する」といった状態が半年以上続いている人を「引きこもり状態」と定義したそうです。
その結果が先ほどの61万3000人になります。しかも男性が4分の3以上を占め、7年以上引きこもっている人が約5割もいるそうです。ひきこもりのきっかけは、退職の理由が最も多くて、人間関係がうまくいかなかったそうです。
【40歳から64歳のひきこもり】
・61万3000人にいる
・男性が4分の3以上
・約5割が7年以上引きこもっている
【40歳から64歳のひきこもりの理由】
・退職の理由でひきもりになる
・人間関係が上手く行かなかった人が多い
・病気をして引きこもりになる
僕は引きこもりには該当しないのかもしれませんが、すごく気持ちはわかります。社会と上手くなじめない気持ち。そして40歳以上と言えば就職氷河期世代になりますね。もっとも就職が難しかった時代だから、社会の風当たりは厳しかったのでしょう。
実際に、就職氷河期を経験した40歳~44歳の3人に1人が、20歳~24歳で引きこもりをしているそうです。
中央大学の山田昌弘教授いはく、
「引きこもりは増加傾向にあり、それは親と同居する未婚者の増加と強く連動している」とした上で、引きこもりの4分3が男性であることに関して「男性と女性を比べた場合、日本社会は学歴や職歴で男性により厳しい社会のため、結果として男性が引きこもる可能性が高くなる」と分析されています。
さらに深刻な問題として「親の経済力に頼っている引きこもりは、親が亡くなったあとどうなるのか。多くが低年金、無年金で、数十万人の生活保護受給者が現れる可能性がある。それは社会保障財政を強く圧迫することになる」と警鐘を鳴らされています。
ここで思い出されるのが8050問題です。
8050問題!50代前後のひきこもりの子どもを80代前後の親が養っている状態
8050(はちまるごーまる)問題とは、80代の親と50代の子を意味しています。主に50代前後のひきこもりの子どもを80代前後の親が養っている状態を指しています。
この8050問題は、経済難からくる生活の困窮や当事者の社会的孤立、病気や介護といった問題によって親子共倒れになるリスクが指摘されているそうです。子供自身も、80歳の親に生活の面倒をみてもらのは申し訳ないと思っているそうですが、どうにもできない心理状態になっている人が多いようです。
僕も親に迷惑をかけっぱなしなので、すごく気持ちがわかります。本当に申し訳ないと思っていますが、何とか1歩ずつ進んでいる状態です。
ただお金の面だけを見れば、親世代は貯金が多いそうです。日本の個人金融資産は約1800兆円あり、そのうち現預金の占める比率が51.5%に達する。だいたい約43兆円がタンス預金という話です。
年金もしっかりともらえるのが親の世代なので、今はこの8050問題もなんとかなっているのかもしれません。でもこの問題も、長くはもたないでしょうね。
僕もアラフォーですし、親の年齢からも該当者にあたりますが、日本の将来って暗い話ばかりですね。もうすぐアベノミクスのつけがまわってくるという噂も聞くし。
と考えると手に職を持っておくとか外国でも暮らせるスキルを持つとか、今後は自分の人生は自分で責任を持てる人しか生き残っていけないのでしょう。
暗い話ばかりになってしまいましたが、アラフォー無職は1歩ずつ人生を挽回していきます。
わかさか さん
本当に厳しい社会ですよね。日本人の幸福度が低いのも理解ができます。
素晴らしい国なのですけどね。
手に職、安心感がありますね。
今の僕の理想モデルは、わかさかさんなので、目指すところですw
なかなか日本の社会って厳しいですよね。他国より自己責任論が強いと言われてますし。「手に職を持つ」というのが挽回策だと思います。